いよいよ待ちに待ったWOODSTOCKの第2弾が7月6日発売(輸入版)されました。前回のアルバムより収録曲数
も断然多く、まさにウッドストックの集大成が完成したといった感じです。
そこで、CRY OF WEBではLIVE AT WOODSTOCK発売を記念し、ウッドストックを再検証しようと思います。

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LARRY LEEの悲しみは計り知れないものがある。ジミのウッドストックでのプレイが、LIVE AT WOODSTOCKの発
売によってかなりの部分明らかにされたというのに、ラリー・リーは今回もほとんど己のプレイをファンに届けることは
できなかったのだ。一体どれほどの年月、ベンチを暖めつづければいいというのだろうか。彼の待機するベンチは、
もう暖めるをとうに通り越し、怒りに燃え上がりそうなほど温度が上昇しているに違いない。真夏の公園のベンチのよ
うにだ。
 どうして俺だけが...ひざの上で固く拳を握っている姿が思い浮かばれて仕方がない。サッカーで言う、背番号12
ということなのか。
僕はあまりの悲しさに、LARRY LEE on the webの立ち上げを真剣に考えてしまったほどだ。しかし、そんなことがで
きないことはラリー自身が一番承知していることなのだ。
 以下は、かのラリー・リーがソロを披露している曲。ご覧の通り、LIVE AT WOODSTOCKでは、LOVER MANとVOO
DOO CHILDで僅かに聴くことのできない彼のソロ。実は、こんなにプレイしているのです。しかも、ソロで。
    Spanish Castle Magic : 1分15秒
    >ビリー・コックス並のグルーブ感を持ったラリー・リー。ジミのSPANISHなソロを誘います。
    Red House : 2分30秒
    >BLUESならお任せあれとばかり、エフェクトなしで弾きまくり。
    Lover Man : 1分20秒
    >なんとジミより先にソロをとります。ラリーもノリノリで、ジミへ上手くバトン・タッチしてます。
    Voodoo Child : 3分10秒
    >この日最長のプレイ。さすがにネタが尽きてきて後半苦しんでます。そこにジミの救いの手が...
 どうですか。彼はこんなにプレイしているのです。もちろん、ソロ以外でもバッキングを終始プレイしてるんだけど、
やっぱりジミの音に圧倒されてしまって聞こえにくい。オフィシャルでは、ラリー・リーのソロは半永久的に聞くことは
できなだろう。でも、ブートがある(大きな声では言えないけど)。ブートでは、基本的にカットするということがないの
で、ラリーのプレイは存分に堪能できるのだ。下で紹介しているブートでは、幻のラリーのプレイがバッチリ聞けます
よ。そこで、ひとつ。
 ウッドストックは、ジミが試みた公では初の大所帯なバンドとなってて、しかもジミの生活の一部とでも言うべきジャ
ム・セッションが楽しめるプレイとなっている。これは、オフィシャル版でも堪能することができるのだけど如何せんラリ
ーのプレイが聴けない。ここに、ラリーの音が入ってくると、これがすごくジャムである。朝も早から、盛りに盛り上が
っているのだ。ジミもVOODOOのプレイ中に言っているように「帰りたいヤツは帰ってもいいぞ。俺たちはただジャム
ってるだけだから」ということ。
 初の6人編成ということもあって、何かとそのまとまりのなさが問題視されるウッドストックでのプレイだけど、青空
の下でのこの日のジャムにラリーは欠かせない。売る側にすりゃあ、そりゃあギターのジミを中心に製作するのは分
かる。しかしですな。GYPSY SUN AND RAINBOWSという一つの集合体が紡ぎ出すジャムを楽しむという意味で
はラリーをカットしてしまったら、小説のページがいきなり飛んでしまっているようなもんである。
 ずいぶんと、ラリーを担ぎ上げてしまったようだけど、彼のプレイをこのまま風化させてしまうのはあまりかわいそう
過ぎるので。是非一度、彼のプレイも含めたプレイを聞いてみてください。ジミのプレイの意味がよ〜く分かるから。

July 10th 1999-K.Seki
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WOODSTOCKの音源は、オフィシャルではポリドールから1994年に発売されていて、今回は第2弾ということに
なります。最初のJIMI HENDRIX:WOODSTOCKは収録曲が少なく、実際のセット・リストを知っているファンには
必ずしも満足のいくアルバムではありませんでしたが、今回のLIVE AT WOODSTOCKはMastermindとGypsy
Womanの2曲を除いて全て収録されています。これら2曲は、ブートレグで聴くことができますが、その内容はジミ
がボーカルをとるものではなく、あくまでも裏方にまわってプレイしています。ブックレットによると、こういった理由で
はずされたそうですが、確かにこの2曲は是が非でも聴きたいと思うようなものではありません。
 下の方で僕が持っているWOODSTOCK関連のブートを紹介しておきますので、参考になってくれればうれしいで
す。ちなみに、ジのプレイのみを収録したものです。さすがにウッドストックともなると、様々な形で出回っていますの
で...。【 】内の時間は、実際の演奏時間です。



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JIMI HENDRIX'S SET LIST
    1. Getting My Heart Back Togethert Again 【9:29】--->@ A B C
    2. Spanish Castle Magic 【8:47】--->@ B C
    3. Message To The Universe 【7:21】--->@ D
    4. Red House 【8:36】--->@ A B C
    5. Mastermind 【3:13】--->C
    6. Lover Man 【4:47】--->@ B C
    7. Foxy Lady 【5:06】--->@ C
    8. Jam Back At The House 【8:33】--->@ A C
    9. Izabella 【6:42】--->@ A C
    10. Gypsy Woman 【5:00】--->C
    11. Fire 【3:15】--->@ A B C
    12. Voodoo Child~Stepping Stone 【14:52】--->@ A B C
    13. Star Spangled Banner 【3:53】--->@ A B C
    14. Purple Haze 【4:23】--->@ A B C
    15. instrumental solo 【3:59】--->@ A B C
    16. Hey Joe 【4:53】--->@ B C
@=LIVE AT WOODSTOCK A=JIMI HENDRIX:WOODSTOCK B=PURPLE HAZE IN WOODSTOCK
C=LOOKING BACK D=500,000 HALOS




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