September 6th 1970
Love And Peace Festival, Isle of Fahmar, Germany
 
LOVE & PEACE
Bootleg

1. Intro / Killin' Floor 3:50
2. Spanish Castle Magic 4:34
3. All Along The Watchtower 4:43
4. Hey Joe 4:30
5. The Land Of The New Rising Sun / Hey Baby 5:59
6. Message To Love 4:56
7. Foxy lady 4:18


8. Red House 9:52
9. Ezy Ryder 3:48
10. Freedom 4:06
11. Room Full Of Mirrors 5:03
12. Purple Haze 2:47
13. Voodoo Child [Slight Reurn] 9:02
MIDNIGHT BEAT / MB CD 015 / 1994
 ご存知ジミの最後の公式コンサートとなったラヴ・アンド・ピース・フェスティヴァルを完全収録したもの。
「Killing Floor」を一発目に持ってくるあたりジミの調子のほどが窺い知れる。「Killing Floor」と言えば、67年のモンタレー・ポップ・フェスティヴァルが印象的だが、あちらが若さ爆発の演奏なら、こちらはしゃれたフレーズを散りばめたミドル・テンポなものとなっている。
 見逃せないのが「All Along The Watchtower」と「Hey Joe」。両者とも気迫の感じられるパワフルな演奏を聴かせてくれている。リフ、ソロともに目新しいフレーズが見られ、いい勉強させてもらいましたって感じ。ビリーのベースもクール!! 全体を通して言えることだが、この日のジミは丁寧に演奏し、かつ歌っている。
 「Hey Joe」から「Hey Baby」というHEY繋がりで観客をしみじみさせておいてから雰囲気をガラリと変えて「Message To Love」、「Foxy Lady」。「Foxy Lady」ではかなり激しい演奏をしてくれるのだが、そのお陰で後半戦には1、2弦が完全にいってしまい、スゴイことになっている。この曲で1、2弦が伸びちゃうと致命的。「Message To Love」でも1、2弦は酷 使するから、その影響も大きかったのだろうか。
 いきなり最後に飛ぶけど「Voodoo Child」。かなりイイです。70年代のあのディープな演奏もしつつ、ウッドストックの時に披露したフレーズも見せます。ボーカルの方も気合十分で圧倒されるんです。69と70を混ぜたような雰囲気で演奏してます。分かりにくいけど。
最後は「Thank you good by see you」なんだけど、本当にさよならになってしま いました。
 ラスト・コンサートということで、とかく暗いイメージがつきまとうラヴ・アンド・ピース・フェスティヴァル。ところがどっこい、聴いてみれば何を暗くなっとるんだという内容だ。しかしそれだけに、この後のジミの演奏が聴けないのが残念でならないところである。
 ちなみに、本作のジャケットはまごうことなきウッドストックでのジミである。めくってみれば案の定ワイトである。モンタレー、ウッドストック、ワイト島。これらはもうブート界の「巨人・大鵬・卵焼き」ですな。いささか古いが...

J
une 26th 1999 K.Seki
 
LA FORUM 26th APRIL 1969
Official
 CD 1
 1. Introduction 2:32
 2. Tax Free 15:41
 3. Foxy Lady 5:02
 4. Red House 10:54
 5. Spanish Castle Magic 11:27
 6. Star Spangled Banner 2:21
 7. Purple Haze 6:39
 8. I Don't Live Today 6:40
 9. Voodoo Chile (Slight Return) 10:03
10. Sunshine Of Your Love 1:55
11. Voodoo Chile (Slight Reprise) 5:41

CD 2
1. Killing Floor 6:08
2. Spanish Castle Magic 5:24
3. All Along The Watch Tower 5:00
4. Hey Joe 4:36
5. Land Of The New Rising Sun 6:15
6. Message To Love 6:24
7. Foxy Lady 4:29
8. Red House 10:26
9. Ezy Ryder 4:19
10. Freedom 4:41
11. Room Full Of Mirrors 7:26
12. Purple Haze 2:44
13. Voodoo Chile (Slight Return) 9:22

 69年4月26日のロサンゼルス・フォーラムを収録したCDのCD2としてくっついてくる物件。70年代ファンとしては、音質の向上に期待して、むしろこちらの物件を目当てに買い求めたのだが、ミッドナイト・ビートレーベルの『Love & Peace』(上)とはまたひと違う音質の低さだ。音質の悪さを詳しく述べるというのもおかしな話だが、『Love & Peace』の方がギターの音がクリアに聞こえるのだが、マイクに吹きつける風の音のようなノイズが随所で入るのが全体の印象をかなり悪くしている。また、曲によって録音状態にバラツキがある。
 一方、『LA FORUM』の方は、ビリーのベースがかなりアピールされており、またノイズは極力取り除かれている。全編にわたって均一のクオリティが保たれているものの、若干クリアさに欠け、色々と手が加えられたことがうかがえる。変な話だが、ファズがONの時とOFFの時の音の違いが明確である点と音のナチュラルさにおいて『Love & Peace』の音質の方が個人的には好みである。

May 15th 2004 K.Seki