January 21st 1970
Jimi's apartment at 59 west, 12th Street, Greenwich Village, New York City, NY, USA
 
JIMI'S PRIVATE REELS VOL. 1
Bootleg

1. Country Blues (Improvisation) 10:29
2. Country Blues (Part Two) 19:16
3. Room Full Of Mirrors / Highway Of Desire 14:54
4. Astro Man / Valley Of Neptune 3:40
5. Power Of Soul / Money (That's What I Want) / Tajimi Boogie 8:42

13. Purple Haze 11:00

DANDELION / DL 129 / 1999
 ジミヘン・ブート界もさすがに30年以上も時を経てくると、ネタに窮してきたのか最近では新しいライブ音源を店頭で見かけることが少なくなってきたようだ。ミッドナイト・ビート系列の新星ダンデライオンはそんな中、次々にファンに目新しい音源を提供してくれているものの、やはり最近はどうしてもレアトラック集やリハーサルものが目立つ。
  ここで紹介する『JIMI'S PRIVATE REELS VOL1』は、そんな流れの中でダンデライオンから発売された1970年のタージ・マハールとのジャムだ。1970年1月21日にニューヨークのジミのアパートで繰り広げられたもので、まさに自宅での気軽なセッションである。
  しかし、夜な夜なセッションを繰り広げられちゃあお隣さんもおちおち寝てもいらないところだが、所がグリニッジビレッジとくればアーティストの巣窟。おまけに演奏しているのが天下のジミってんだから、これはむしろ贅沢というもの。
 耳慣れない曲名に混じってお馴染みのナンバーもこの日は演奏しているが、そこはやっぱりジャムなので「えっ?これが...」と虚をつかれる。何せたった2人だけのジャムだけに、ベースやドラムのリズムはなしということで、さっぱりした感じは否めないけど、とにかく奔放な演奏が楽しめる。
 ジミのサウンドはやや軽めで、一方タージ・マハールの方は厚めでベースの役割を果たしながらも互いにソロをとるなどそれなりの役割分担はできている。まあ、正直な話、このテイクはマニア向けであることは間違いない。それでも、ジミの部屋に上がりこんだつもりで一緒にジャムってみるというのも一興かも。


April 17th 1999 K.Seki