SMASH HITS
Official
1. Purple Haze 2:46
2. Fire 2:34
3.
The Wind Cries Mary 3:21
4. Can You See Me 2:31
5. Hey Joe 3:23
6. All Alomg The Watchtower 4:01
7. Stone Free 3:33
8. Crosstown Traffic 2:15
9. Manic Depression 3:30
10. Remember 2:47
11. Red House 3:48
12. Foxy Lady 3:15
13. 51st Anniversary 3:17
14. highway Chile 3:30
REPRISE / 2276-2
Personnel : Jimi Hendrix (vo,g), Noel Redding(b,vo), Mitch Mitchell(dr)
Producer : Chas Chandler


 
アルバムAXIS:BOLD AS LOVEを発表した翌年の1968年に発売されたベスト・アルバム。曲目を見ても分かるようにジミの楽曲の中では耳障りのいいキャッチャーな曲が勢揃いしている。裏を返せば、一気にスターダムに駆け上がったジミの当時の人気を広く一般レベルにしっかりと定着させつつ、次に発表するサード・アルバムELECTRIC LADYLANDまで繋ぎとめようとした製作者側の意図が窺える作品とも言える。
 そんな状況下での発売だっただけに、ちょっと安易な感じがする出来ではあるが、当時にしてみれば「とりあえずベ
スト盤を買ってみようか」なんていうジミ・ビギナーにはガツンとくるアルバムだったのではないだろうか。
 ここで紹介しているSMASH HITSはVERSION 2(CD1989年発売)で、VERSION 1とは音質や曲目が大きく異なっている。VERSION 1は、以前に僕がネパールを旅したときに町の露店で購入してよく聴いていたが、はっきり言って音質はかなり悪い(もちろん、テープだからっていう理由も十分あるが、それ以前にマスタリング面に問題あり)。
 いずれにしても、このベスト・アルバムのリリースは、ジミの新たな音源(未発表シングルなど)を渇望する当時のフ
ァンにとっては魅力的だったかもしれないが、現在ではほとんどの楽曲を現在発売中のオフィシャル音源で聴くことができるので、今となってはコレクターズ・アイテムの一つと考えていいような気がする。
 最後になるが、VERSION 2のバック・カバーはどうかと思う。西部開拓時代の衣装に身を包んだ
エクスペリエンスの3人が、タバコをくわえたり、拳銃をかまえたりしているのだが、どう見ても滑稽にしか見えない。立ち方なんかもまるで様になっていなくて、「えっ?こんな感じでいいの?」なんてやってる内にパチリと撮ったようななんともぎこちないショットなんだから。まあ、このバック・カバーは一見の価値があるかもしれない。

May 8th 1999 K.Seki

VERSION 1
LP : TRACK 613004 (UK/1968)
CD : POLYDOR 825255-2 (UK/1985)

1.Purple Haze 2.Fire 3.The Wind Cries Mary 4.Can You See Me 5.51st Anniversary 6.Hey Joe 7.Stone Free
8.The Stars That Play With Laughing Sam's Dice 9. Manic Depression 10.Highway Chile 11.The Burning Of The
Midnight Lamp 12.Foxy Lady


VERSION 2 (上)
LP : REPRISE MS 2025 (USA/1969)
CD : REPRISE 2776-2 (USA/1989)
1.Purple Haze 2.Fire 3.The Wind Cries Mary 4.Can You See Me 5.Hey Joe 6.Stone Free 7.Manic Depress
8.Foxy Lady 9.Crosstown Traffic 10.All Along The Watchtower 11.Red House 12.Remember 13.51st Anniversary 14.Highway Chile

ALBUMS