| お墓参り | 拝観料 | 供花・お供え | 檀家になると言う事 |
ここでは、光照寺もしくは時宗である事とはあまり関係のないお寺ならではの一般的な事柄に付いて
述べさせて頂きます。
あまりかしこまらずに聞いていただければよいと思います。
ただ、中には命にかかわる恐れのあるものもあります。(供花・お供え)そこだけは注意して頂きたいと思います。
お墓参り
最近よく聞く質問が、『お墓参りの仕方を教えて下さい』と言うもの、 お墓参りの仕方と言われてもこちらが面喰らってしまいます。
取りあえず、お墓参りの十ヶ条なるものを作りお参りに来られた方、皆様に見えるようにしているのですが、 要は、お墓参りの仕方と言うマニュアルはないのです。どんな時に来てもいいのです。“ちょっと近くに来たから”“命日だから”“ついでに来た”などなどです。 とはいえ、最低限春と秋のお彼岸と夏のお盆にはお墓参りをなさいますように願っています。後は上記に掲げたようにいつでもいいのです。
(いつでも良いとは言え、日没後はあまりお勧めしません。お寺でいやがりますし、私もびっくりします)また、お墓参りされる時、たわしを持って行ってお墓を磨かねばならないと思われる方もいるかも知れませんが、これは自由です。
磨かない方もいらっしゃいます。しかし、最近は花崗岩を鏡のように仕上げられるお墓が多いので、輝きが失われるのを嫌がって磨かれる方も多いようです。しかし、この辺は全く自由です。お墓は皆様とお亡くなりになりました方と、または御先祖様を繋ぐ窓口のような存在です。思い思いの方法でお参り下さい。
拝観料
お寺によりましては入り口で拝観料を徴集される所もあります。しかし、当寺院のように徴集しない寺院もあります。
徴集しない=無料と考えるのは実は正しくありません。
拝観料を徴集する事の意味は最初に頂く事で、お参りする際にお賽銭箱の前などで不用心に財布を開けなくても良いようにすると言う目的もあります。
また、皆様から広く平等に頂く事で、無料だと喜んで羽目を外される方が出ないようにと言う目的もあります。
いずれにせよ、徴集されないから無料だと喜ばれたり為さらず、お賽銭箱の前で考えて頂く事が求められます。
しかし、気を付けなければならないのは、もともとは拝観料では無く“寺参銭”とか“寺詣料” と言う形でお寺に来たら自発的にお布施等とは別に出す習慣があったのです。
いまでは、昔当たり前だった事を今は誰も知らないのが当たり前ですのでお寺によっては拝観料と言う形で料金所を設け、強制的に徴集するようになっています。
ちなみに、“寺参銭”とか“寺詣料” はだいたい1人300円程度でした。そのせいか、現在の拝観料も300円前後である事が多いようですね。
余談ですが近所の商店の若旦那とこの話をしていましたら若旦那の菩提寺は檀家さん達の取り決めで寺参銭を○○○円以上と定めていると聞きました。そういう所もあるのですね。
供花・お供え
お墓に添えるお花やお供物に付いても良く質問をいただきます。
よそで、墓前に手向ける花にバラを入れてはいけないなどと言われ、困った方の話を聞きました。
亡くなられた御母堂様の好きな花なのにと困っておられましたが、結論から言えば、どんな花でも良いはずです。
バラを嫌がる理由はまずトゲがあるからですが、なぜ嫌がるかと言えば、お墓の花が枯れたりしてきた時にお墓を掃除
する方が、それを取って捨てる時に軍手をしている手を通してトゲが刺さるからと言う理由が一番です。
トゲが刺さると言うのならトゲをあらかじめ取っておけば良いでしょう。トゲの無いバラの品種もありますしね。
時宗で読むお経には“阿弥陀経”がありますが、この阿弥陀経には極楽浄土とはどのような所であるかと言う解説が
なされています。瑠璃・玻璃(古代は高価だったガラスやその他宝玉)の実、銀の葉と金の枝と幹から
なる樹木と赤白黄緑青の五色の色の蓮の花が咲いていると述べられています。そんなこの世にはあり得ない世界に
いる人達(亡くなられた人達) にトゲのあるバラなんて問答するだけの対象にもならないでしょう。
と私は思うのです。また、当寺にはお墓の脇に花壇をこしらえてハーブを植える方もいらっしゃいます。
ただ、花はこれで良いとしても困るのはお供物です。春のお彼岸に牡丹餅、秋のお彼岸におはぎ、をそのままお墓に
供えられて行くと、春は間違いなく蟻や、カラスの標的になってしまいますし、秋は秋で、甘いものに目がない
スズメ蜂の餌となって大変危険です。中には、故人はとても酒類が好きだったとして栓を開けた缶ビールや
ワンカップを置いて行くと、これまた蟻やスズメバチの餌を提供する事となり、大変危険です。お参りを済まされましたら故人
と共に墓前にて会食して頂ければと思います。もちろん故人は好きだけど私はお酒類はダメと言う方はお墓の上からかけるなどして空容器
は中を水で洗浄の上、始末して頂きたいものです。もちろんお酒等をお墓の上からかけた後で水で洗い流される事をお願いします。
檀家になると言う事前のページへ
一、分家である
一、菩提寺の住職と仲が悪くなった
一、転勤で…
一、もともとお墓がない
一、仏教じゃなかったけどこちらにお墓を持ちたい............
簡単に言えば、お寺に墓地を求められたら自動的に檀家と成ります。今まで禅宗だったのだが、お寺に墓地を求めたらそこは時宗だった、宗派は変えたくない
と言う場合でも、お寺によっては霊園扱いとなる所もあるので、菩提寺は自由に決めて下さいと言われる場合もありますが、
ほとんどの場合はそのお寺の檀家と成ることが自動的に決まります。
お寺の墓地を求められて、なおかつ、菩提寺は違うところを望む方は墓地の管理者のお寺様に相談されることです。
後日、「母が亡くなりました」とか「父が亡くなりました」と言う時に通夜・告別式は別なお坊さん呼んで済ませましたなんて言うことを為さると
信頼関係が無くなります。戒名(法名)は宗派ごとの決まりごとがあるので勝手に済ませられると戒名を作り直しさせられたりしてしまいます。
従い、どんなに遠くてもこのお寺の住職に供養していただきたいと言う方は霊園形式の墓地を求めるべきです。
遠いと不便なので新しくこのお寺にお世話になろうと言う方はそのお寺の檀家になれば良いのです。
宗派が変わるといろいろ戸惑うことがあるでしょうが、そもそもお釈迦様の説かれた教えは八万四千巻もの経典になり、八万四千通りの教え方がある
と言われます。そしてそのすべてが悟りに繋がっているのです。様々な事情でお墓を求めて宗派が変わることは不幸ではありません。
道が変わっただけです。国道から路地を歩く、車が行き交う道から地下道を歩く、そのような変化です。
しかし、お寺の檀家と成れば、お盆やお彼岸、お施餓鬼、開山忌など、そのお寺の行事に参加し、お付き合い為さらないといけません。
このことはどこでも変わりません。